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秋の図書館 〈前編〉 ~ノートルダム清心 中・高等学校

読書の秋、生徒たちの読書意欲を喚起すべく、図書館内には様々な特別スペースが展開されています。



 最も大きな展示台は、SDGsコーナーとなっています。関連書籍だけではなく、高校3年生が新中学1年生のために作成した「SDGs紹介動画」も視聴できるようになっているのがポイント。この動画は、コロナによる長期休校中に、高3有志がリモートで作成しました。


 延期になってしまった東京オリンピックの代わりに、図書委員たちが企画したのが「図書オリンピック」です。五輪に因んで用意されたのは五種目。「本のPOP作り」や、借りた本のNDC(日本十進分類表。図書館の本の分類に利用します。)で行う「図書ビンゴ」、本に関するクイズを集めた「99冊の壁」など、様々な楽しみ方が可能です。一番人気の種目は、図書館のゆるキャラクター「にのみやちゃん」の仲間をデザインする「あつまれにのみやちゃんの森」です。10月末日まで実施のこの企画、結果が今から楽しみです。



 キャリア学習を進める中学2年生のために用意したのは、広島県立図書館の本100冊です。コロナ禍をきっかけに、広島県立図書館が手掛けたのが「うちで読もうよ~Stay Home! Read Books!~プロジェクト」です。プロジェクトの内容は「青少年向けの電子図書館事業」と「図書貸出事業」の2本柱で、今回は図書貸出事業を利用し、総合学習支援セット(進路)をお借りしています。進路の本棚のすぐ側に設置したところ、本棚周辺がより賑わうようになりました。



※この記事はノートルダム清心中・高等学校の図書館から届けられた写真と原稿を、〈前編〉と〈後編〉に分けてご紹介しています。


 〈後編〉に続く


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