研究所だより

平湯文夫の研究所だより No.059


予告してきました平湯モデル関連のパンフ2冊ができました。

 『平湯モデル図書館家具カタログ』と『こんなところで平湯モデルの図書館は見ることができます』です。昨年できた『子どもが変わる学校が変わる図書館づくり』も、「写真も文章も大変参考になります」と好評でしたが、今回の2冊もおとらず役にたちそうです。「生きかえらせるシリーズ」などを注文してくださった方には、無料で差上げることにしたいと思っています。


仙台での図書館問題研究会の全国大会に参加しました。

全国の公共図書館関係でいちばん熱心な人たちがほとんど自費で参加する研究大会です。これに参加したら、図書館界のおよそのうごきはとらえられるし、全国の仲間たちにも会えるので、できるだけ毎年参加することにしています。今年も収穫はたくさんありました。


 あの津波にのまれた仙台空港のある名取市 の図書館。
 右が地震で使えなくなった本館。左が、日本 ユニセフ協会その他たくさんの方々の協力によりできた「どんぐり子ども図書館」。ほかにも、本館のまわりに、様々な方々や団体の協力により、小さな図書館がいくつもできて利用されていました。左が館長さん。


羽田からの帰りの便は東京上空を飛ぶことを初めて知りました。

行きは東京湾から羽田に降りるし、思えば、いつも最終便でした。
今回は、体調もすぐれず、初めて5時の便でした。思えば列車の時代は、勤めを終えて、ブルートレインで関西、関東へ行き、ブルートレインで朝着いてそのまま出勤していました。航空機になったら、朝イチで発ち、最終便で帰るのが常でした。いつも訪ねたい図書館があり、会いたい人がいて、確かめたいことがいっぱいあったから。もうそんな無理のできる歳でもなくなった。


この記事は、2003年7月1日から平湯文夫先生が自身のホームページ「図書館づくりと子どもの本の研究所」に掲載した研究所だよりを再編集して転載したものです。


研究室だよりの目次へ戻る


関連するエントリー

最新のエントリー

エントリー一覧へ >